頭皮の皮脂の役割とは何か?

皮膚には皮脂と呼ばれる脂成分があります。

皮脂腺から分泌される脂成分です。

おの皮脂には大きく分けて二つの役割があります。

皮膚の水分の蒸発を防ぐ
弱酸性で雑菌の侵入を防ぐ

皮膚の水分蒸発を防がないと雑菌が侵入してきます。

冬の乾燥時に手などにクリームを塗るのはそのためです。

脂成分が無くなると皮膚の角質層の水分が蒸発してしまいます。

そして雑菌が皮膚から体内に侵入してしまいます。

また皮脂は雑菌が嫌う弱酸性です。

つまりこの脂成分は皮膚を守っています。

雑菌やホコリなどの体内への侵入を防いでいるのですね。

これをバリア機能と言います。

皮脂はこの雑菌やホコリを寄せ付け、侵入を防ぎます。

またこの脂分が少ない時は皮脂腺から分泌して補います。

頭皮には皮脂を分泌する脂分が、他の皮膚に比べて5~10倍あります。髪の毛がたくさん生えているから当然ですね。

皮脂は人間の皮膚にはとても大切な役割をしています。

この皮脂が無くなると様々な皮膚トラブルに見舞われます。

なのでシャンプーする際も、この皮脂を落とし過ぎないようにしなければなりません。

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